【東京】空き家買取のメリット・デメリット～査定は業者に相談～

東京で空き家買取を希望している場合、メリットやデメリットを理解することも重要なポイントです。買取に関する知識を押さえておくことで、仲介との比較をしながら自分に合った売却方法を見つけることができるようになります。大切な資産を売却するのですから、十分に見極めなければいけません。こちらでは、空き家買取のメリットとデメリットを解説します。

空き家買取とは、不動産業者に直接空き家を買い取ってもらうことです。一般的な仲介売却に比べると、買主を見つける手間が省くことができるので、スピーディーに空き家を売却できます。また、現金化までの時間が早いというメリットもあります。

また、古い空き家でも買取対象になる点もメリットといえます。劣化が激しい物件などは買主が見つかりにくく、売却までにかなりの時間を要することも多いです。結果的に、買主が見つからないことも少なくありません。空き家買取は不動産業者が買い取るので、依頼してから1ヶ月程度の期間で売却となるケースもよく見られます。

空き家買取は余計な費用がかからない点もメリットです。古い物件などはなかなか買主が見つからないことも少なくありません。そこでリフォームなどを施し、物件の価値を高めたうえで売りに出すため、リフォーム代などが必要なこともあります。しかし、空き家買取はリフォームなどを行わず、現状のままで不動産業者に売却することができるので、余計な費用が発生しません。

買取では不動産業者が仲介することがないので、仲介手数料がかからないこともメリットになります。仲介は個人売買となるので、売主が契約不適合責任に問われるケースも少なくありません。契約内容に適合しない場合、追加請求や代金の減額請求などを求められることがあるのです。また、契約前に買主との間にトラブルが生じたため、契約がなくなってしまう可能性も考えられます。買取は不動産業者に売却するので、契約不適合責任が免責になり、トラブルを回避しやすいことも魅力です。

空き家買取はメリットばかりではなく、デメリットもあるので注意が必要です。

空き家買取のデメリットは、相場よりも価格が安くなる点になります。空き家買取を行っている業者にもよりますが、相場の5～8割程度の売却価格になってしまう可能性があります。

安くなる理由に、不動産業者がリフォームやリノベーションを行ってから売りに出すことが挙げられます。付加価値を加える際にかかる費用を計算したうえでの価格になるため、例えば5割で取引する場合、仲介なら2，000万円ほどで売却できるのに対し、買取では1，000万円程度の価格となります。

また、空き家の状態や立地条件などを踏まえてから選択しないと、損をしてしまう可能性がある点にも注意が必要です。安くてもいいので売却したい、買い手がなかなか見つからない、早く現金化したいなどの場合は、仲介よりも買取がおすすめとなります。一方で、売却までに時間的に余裕がある場合は、まず仲介で売りに出して様子を見て、買主が見つからないときは買取に変えることも一つの方法です。損をしないためには、自分のニーズに合った最適な方法を検討することが大切です。

その他、空き家買取のデメリットとしては、条件による買取制限がある点も挙げられます。どのような物件も買取可能ではなく、物件の状況や需要のないエリア、再建築不可の物件などは、買取に応じてもらえないこともあるので、注意しなければなりません。しかし、ノウハウがある不動産業者に依頼することで、売却が困難な物件も買取可能な場合があります。まずは相談してみることをおすすめします。

買取で空き家を手放す際はメリットと併せて、デメリットについて押さえておくと失敗を防ぐことにつながります。

空き家買取はスピーディーに売却できる点がメリットです。一方で、相場の価格よりも安くなることがデメリットになるので、買取と仲介どちらの方法で行うのか、見極めなければなりません。

iたてもの株式会社は東京や埼玉、千葉、神奈川エリアで不動産売却サポートを行っています。一級建築士の資格を有しており、お客様の視点に立ってアドバイスできるため、安心して売却相談や査定をご依頼いただけます。空き家買取の他に、訳あり物件買取や任意売却など、他社で売却が困難と断られた物件も対応することが可能です。お気軽にお問合せください。