【東京】空き家買取は見積りが必須！相続前の基礎知識・管理方法は？

空き家の管理にかかる維持費

住む予定がない場合でも、土地や建物を所有していると固定資産税や都市計画税などの請求があります。毎年支払いが必要になるので、どのくらいの金額になるのかを調べて、見積りを出しておくことも大切です。

処分する場合は必要経費を調べる

住人がいないために解体して処分する場合は、解体費が必要になります。最近ではリサイクル法が制定され、工事も過去と比べると複雑化しており、料金がかなり高額です。空き家買取を利用せず、解体業者に依頼するとどのくらい費用がかかるのか、見積りを出しておきましょう。

火災保険の手続き

住人がいない場合でも火災が起きたときに備えて、火災保険に加入する必要があります。入居者がいれば専用住宅物件として加入することが可能です。しかし、空き家の場合は一般物件として、店舗や事務所のプランで火災保険に加入します。専用住宅物件の火災保険とは違い、金額が高額になるので注意しなければなりません。また、保険会社によっては一般物件であっても火災保険に加入できない場合もあるため、あらかじめ確認が必要です。

放置するとどうなるのか？

諸事情で空き家を放置した場合、空き家対策特別措置法で特定空き家に認定される可能性があります。万が一、認定された場合は指導や罰則を受けることになるため、注意が必要です。

売却する

相続しても利用しない、住む予定がない場合は、売却して現金化する方法があります。相続から3年以内に売却すると特別控除を受けることができ、譲渡税を減額、または支払う必要がなくなる可能性があります。売却を検討する際は、まず査定や見積りを依頼することが重要です。老朽化が進んでいて手入れが難しいなど、物件の状況によっては価値が下がっている可能性もあるためです。

自分で維持・管理を行う

事情があって手放したくない場合、定期的な訪問や業者に依頼して空き家管理を行います。このとき、ライフラインは閉鎖されているか、貴重品はないかなど、空き家の状態に関して調査が必要になります。自己管理が難しいときは、不動産会社などのサービスを利用して、不在中に管理してもらう方法があります。

賃貸で管理する

手入れすることで住居可能であれば、空き家買取ではなく賃貸という選択肢も出てきます。また、店舗として貸し出すことでも、収入を得ることができます。また、内装は特に行わず、入居する方に任せると余計な出費が不要です。

土地として管理する

解体して更地にし、土地として管理する方法です。解体費がかかりますが、維持費を支払い続けることがないので、余計な出費がなくなります。更地にした後は苗木を植えて果樹園にしたり、家庭菜園をしたい方に貸し出したり、駐車場にして貸し出したりなど、土地の運用をしながら収入を得ることが可能です。

空き家の管理は、自分がやりやすい方法を選択することがベストです。

iたてもの株式会社では、空き家買取のご相談などを受け付けています。空き家の対処法でお困りの際は、お気軽にお問合せください。